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レーム化粧料本舗 レーム水白粉 - 2015.05.24 Sun



レートじゃないよ!レームだよ!
箱も瓶もとっても華やかです。
レーム水白粉です。

これ、オークションでよく見掛けますね。
そのほとんどが状態の良いものなので、どこかで大量のデッドストックが
発見されたのかな〜と思ったり。
私もこれはオークションで手に入れました。



このパッケージのメインのモチーフは百合ですね!
使えば美しくなれそうな、ロマンチックなデザインです。
「おしろい」が変体仮名で「おし路以」となっているところに時代を感じます。



箱正面と側面です。
「レーム白粉は全くの純無鉛にして普通白粉の如く單純なる製法とは
 事違ひ實に多数の藥物を配合し以て有鉛白粉より以上の効驗あるが故……」
と、戦前の日本らしい自信に満ちた説明文がひたすら続きます。
「實に多数の藥物」の詳細を、是非教えて頂きたい(笑)

箱も瓶も状態が良いです。
瓶に関しては未開封のようで、コルク栓はセロハンで包まれたまま、
中には沈殿した白粉の成分と分離した水分とが残っています。
振って混ぜたら今でも使えるのでは!?なんて思ったりしますが、
それはやめておきましょう(笑)

ところで、このレーム化粧料、水白粉だけでなく化粧水や煉白粉が発見されています。
(それらも手元にあるので、後日紹介します)
そのどれもが状態が良く、製造販売元や所在地まで分かっているのに、
それ以外の詳細は全く分かりません。
パッケージの華やかさから見ても、二次大戦で物資不足になる前の
平和な日本で作られたのだろうと思います。
箱の側面にははっきりと「神戸市筒井町」の文字。
調べてみると、神戸市の筒井町が成立したのは1906年のことだそうですから、
レーム化粧料が世に出たのはそれ以降のことでしょう。
平尾賛平商店のレート化粧料を真似たのでは?と邪推すると、レートが有名になるのは
1918年以降になりますから、それ以降のものと考えることもできます。



そういえば、箱の中には説明書もありました。
何が書いてあるんですかね〜ワクワク。



コレは……!!
驚きのあまり画像に加工を施してしまいました(笑)まさかの商品名の由来です。
「レーム」とは「霊夢(れいむ)」だったのです!
「レーム化粧料は霊夢によりて或種の配合資料を得……」って、
アーティストがよく言う「曲は作るんじゃないんです。天から降りてくるんです」
みたいなことでしょうか!?天啓みたいな!?
これまで色々な商品説明を読んでいるけれども、こんなオカルチックな
アプローチから始まるものは初めて読みました。
もう何も言う事はありません。黙って買いましょう。

それから、「藥学士 山下豊三 先生」の記述について。
どこかでこの名前見たな…と思って過去記事をあさってみたら、ありました!
オゾンパイプの記事です。
こちらは「石田豊三」さんでした。
薬学関係者には「豊三」が多かったのでしょうか(笑)?

レーム化粧料、おそるべし。

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● COMMENT ●

黒猫チャックさん♬
こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ

レートではなくて レームですかぁ〜!!
それも説明書の漢字書きだと霊夢とは…
霊験あらたかそうな化粧品水ですね (* ̄▽ ̄*)

箱のデザインもエレガント♬
アルフォンスミュシャの絵を彷彿するような感じ〜^ ^♪

丁度 今 自分はレートの記事を載せてて
レートとレーム違いますが
あまりにもタイムリーだったので
思わずコメントしちゃいました〜(*゚▽゚*人)

shizuさん、こんにちは!

早速記事を拝見しました!
ぽってり肉厚なレートクレーム、可愛いですね!
私が持っている物は、気持ち痩せ気味です(笑)
首が加工されたレートフードも面白いですね〜
どんな理由があったのか、妄想が膨らみます。

アルフォンスミュシャ!
確かに似てるかも〜!
当時の人は西洋に負けじとデザインを勉強(という名のパクリ?)
してますから、どこかでミュシャも見ていたかもしれませんね。

こんばんは

パッケージ鮮やかでキレイですよね
レームは京都の北野天満宮で、岡山か広島の方から購入しました
その方は、2ダースぐらい持っていましたよ もう10年ほど前かな?
黒猫チャックさん 予想的中ですね🎯

ここでお邪魔させてもらうと いろんな事がわかる
町の成立まで調べるとは。。。。。凄い 
日曜日のTVじゃないけど あっぱれ(=^・^=) 

コップ祭りさん、こんばんは!

一戸の業者さんだけで2ダースも持っていたなんてびっくり!
これだけ状態が良くて華やかでも値段が高騰しないのは
その大量のデッドストックのおかげですね(笑)

知らないことを知って面白いと感じてもらえること、
私がこのブログをやる上で大事に思っていることなので、
そう言って頂けると嬉しいです♪
時々、「めんどくさいな〜写真だけ載せて終わりにしたいな」
なんて思ったりもするのですが(笑)、
やっぱり調べてしまいますね。
しかし、びん博士の情報収集に対する情熱を間近に拝見していると、
自分はまだまだ甘ちゃんだな……と感じます。
(比べること自体に無理がありますが)

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Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
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