topimage

2017-04

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

廣貫堂 神薬 - 2015.03.15 Sun



出ました!皆のアイドル!
廣貫堂の神薬です。

ガラスビンのコレクターにとっては、まさに「神」的な存在ですよね!
私自身は神薬とオイデルミンが崖から落ちそうになっていたら、迷わずオイデルミンを
助ける人間ですが(笑)、神薬は一本くらい欲しいなあ!と思っておりました。
そして手元には、いつの間に3本の神薬が……おかしいですねぇ。
今回は、その3本の中でも、特に状態の良いものを取り上げます。

説明書きはありませんが、ほぼ完品と言えると思います。
ラベルも箱も状態がよく、古い時代の平面デザインが好きな自分としては嬉しい限り♪
文字は左から右に流れているので戦前ではないでしょうが、ビン本体はそれなりに古そうです。
正面には「神薬」、背面には「廣貫堂」とエンボスが入っているものと思われます。
(ラベルを剥がす気はないので指先に感じる凹凸から推測)
戦後間もない頃のものでしょうか?



パッケージもとても状態が良いです。右はパッケージ背面の成分表です。
「アルコール0.184瓦、エーテル0.069瓦、クロロホルム1.610瓦、蕃椒丁幾(←○○チンキ?)、
薄荷脳、龍脳、砂糖水」ちなみに「瓦」はグラムの日本語訳だそうです。
お恥ずかしながら初めて知りました。
側面には用法・用量が記載されており、なんと二歳以下の幼児の使用量まであります。
当時は全年齢対象の薬だったんですね〜…クロロホルムが主成分なのになあ。
一気に飲んだりするのではなく、何滴かを水に溶かして飲むタイプのようです。
原液をそのままチロチロ舐めるという服用方法も聞いたことがあります。



ラベルの神薬の上に見える丸いマークは「ふくら雀」という廣貫堂のトレードマーク。
セロファンは破かれていて、首の部分に残っています。
中身も少し残っているのですが、漏れたものが箱の蓋部分にくっついてしまって、
開けるのに苦労しました。
薬液は黒に近い茶色で、粘り気があります。



漏れた薬液がコルクと首に付いてテカテカしてます(汗)。

廣貫堂は明治9年に富山県で創業した製薬会社で、現在も製薬会社の大手の一つです。
富山県といえば、配置薬で有名ですよね。
配置薬には約300年もの歴史があるらしく、廣貫堂もその歴史を支えてきたようです。
会社HPには詳しい歴史が載っています。興味のある方は覗いてみて下さい。
本社併設の資料館もあるようです。

神薬は、東洋医学が主だった明治時代に西洋医学の先駆けとして資生堂の一門
(現在の資生堂とは別の資生堂?)が売り出したのが始まりとされています。
神薬というネーミング、万能薬のような効能、甘味のある薬液で、戦前から戦中、
戦後にかけて一世を風靡したそうです。
あらゆる製薬企業が神薬を製造販売し、配置薬としても必須アイテムになります。
廣貫堂が神薬を作らない理由がありませんね。
しかし戦後しばらくして、神薬の主成分であったクロロホルムが劇薬に指定され、
その後は姿を消していきました。



神薬といえば、ブルーの輝きですよね!
光に透かすと色がよく分かります。
中の薬液を荒い流せば綺麗なのでしょうが、このままの姿で残しておこうと思います。

スポンサーサイト

● COMMENT ●

おぉ~これは凄いですね!箱、ラベル付の完品ですか。
おそらく僕の発掘した壜と同じだと思います。
てっきりエンボス無しかと思えば、エンボスの上からラベルが貼られていたとは驚きでした。
他の神薬びんも気になります。。

ボトルソウドウさん、こんにちは!

それが、エンボスあるんですよね!
エンボスがあるとラベルも貼りにくいし、
結局ラベルで隠れちゃうのに意味あるのでしょうかね?
ラベルの貼られた神薬は他にも見たことあります。
特に意味はなくて、これが当時の神薬ビンのスタンダードだったのかも。
他の2本もそのうち記事にしますが、そんなに面白いものではないと思います。
あんまり期待しないでください(笑)

こんばんは!
神薬・・・特に浜拾いじゃ滅多に見つからないまさに憧れ。
かなりの種類と量が出回っていたようですが、今まで欠片すら見たことが
ありません。まあ浜拾いでも拾っていらっしゃる方もいるので、未だ夢は
捨てないで・・・ってところですが。

因みに、廣貫堂は未だに神薬を売ってます。もっとも昔の危ない成分では
ないですけど(笑) それでも、クロロホルムとアルコールこそ入ってない
けど、エーテルや、蕃椒丁幾(トウガラシチンキ)、薄荷脳(メントール)、
龍脳(ボルネオール)とかは入っているので、かなり成分は被っていますね。
しかし壜じゃなくチューブというのがちょっと風情無いかも・・・
前に廣貫堂の薬箱が欲しくて通販で購入した時、これもあるのを見つけて
買ってみました。まだ封も切ってません。

よ~かんさん、こんばんは!

神薬は、浜で拾うのが難しいものなのですね。
この神秘的な青いビンを浜で見つけることができたら、
きっと最高の気分でしょう!
神薬の記事がブログにアップされる時が来るのを楽しみにしてます!

現在の神薬、廣貫堂のHPで見ました!
全然イメージが違いますよね~
復刻版パッケージで出せば、絶対売り上げが伸びると思うのですが、
廣貫堂に提案のメールでも送ってみようかな(笑?

なんと!よ~かんさんは買ったんですね!
是非、味見してみてください~
感想が気になります!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kuronekochuck.blog.fc2.com/tb.php/55-65cac377
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

金船化粧品部? シップ水白粉 «  | BLOG TOP |  » 平尾賛平商店 レート水白粉

プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
インスタグラム始めました。
ID:KURONEKO0118

アナログ時計(黒)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1)
化粧水ビン (17)
香水ビン (29)
白粉ビン (11)
本 (2)
クリームビン (7)
白粉紙箱 (2)
生理用品 (1)
その他 (12)
香油ビン (1)
インクビン (1)
薬ビン (5)
白髪染めビン (1)
缶 (2)
ポマードビン (1)
玩具 (1)
乳液ビン (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。