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2015-03

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台湾産の戦後のお酒? - 2015.03.29 Sun



今回はちょっと番外編的な内容でお送りします。
大砲型で陶器製のお酒のボトルだなんて、全く私の趣味ではありません(笑)。
ただ、単純に古いモノには親しみを感じてしまう習性で、
思わず持ち帰ってきてしまいました!

私には御年90近い祖父がいます。
足腰は弱っていますが、話す言葉はしっかりしていて元気な人です。
1年のうちに脳梗塞でニ度入院しましたが、ほとんど後遺症が残らなかったラッキーマン!
そんな祖父の顔を、先日フラッと見に行きました。

生来、仕事人間で頑固者の祖父。
妻である祖母や、娘である私の母にはすこぶる評判が悪いのです。
でも、孫にはニコニコで、私のことも大変可愛がってくれています。
昔の話もよく聞かされたもので、第二次大戦中に兵役検査を受けたけれど不合格にされ、
そのまま終戦となり悔しかったこと、借金の肩代わりをさせられ夜逃げ同然に故郷を出たこと、
新天地で初めて建てた自分の家のこと、などなど……。
挙げればキリがありません。

基本、無趣味の祖父の唯一の趣味と呼べたものが、切手や紙幣、硬貨のコレクション。
私のコレクション癖は祖父からの遺伝かもしれません。
一時期はお酒のミニボトルがガラスケースに並んでいたりもしました。
(それについては家の建て替えの際にほとんど処分してしまったらしい。残念)
ただ、祖父がそれらのモノを収集していたのは現役時代だけで隠居後は全く集めていない様子。
でも今でも時々、自慢気に見せてくれます。
結構すごい量ですよ!今度写真に撮らせてもらおうかな〜

話が逸れました。
で、顔を見に行ったらやっぱり昔の話になり、話の流れで私がビンの
コレクターであることを話しました。(隠していた訳でもなく、言う機会がなかった)
そうしたら、「それなら良いのがあるよ!」と祖父が持って来たのが、この大砲型の酒ビン!
大きいし(全長20センチちょっと)形が物騒だし、インパクトがすごい!
しかも未開封で、振るとポチャポチャ音がします。
仕事仲間が台湾土産に買ってきてくれたモノで、本当は三種類の形をもらったはずなのだけど、
探してみたらこれしか出てこなかったとのこと。
「自分が持っててもいつか捨てちゃいそうだからあげるよ」という祖父の言葉と、
ちょっと見た感じかなり古そうで、興味が湧いたので、ついつい貰ってきちゃいました。



「臺灣省菸酒公賣局専賣憑證」とあります。
簡単な漢字に直すと「台湾省於酒公売局専売憑証」といったところでしょうか。
この字面を見るだけで、なんとなく意味が分かる気がしますね。
検索してみると台湾の酒造会社らしきHPの歴史沿革ページに
「1947年再改組為、台湾省菸酒公賣局」という一文がありました。
日本から独立後しばらくは、お酒の売買は政府の管理下にあったのでしょうか?



これはボトル背面、大砲のお尻の下に貼られたラベルです。
剥がれそうになっているラベルの上に、ベターッとビニールテープが貼られています。
これは恐らく、祖父がやったものと思われます(汗)。
文字の流れは右から左ですね〜
「中華民国 金門大麹(←?)酒」とあります。
台湾には金門という名の県があり、国共内戦の際には最前線の地だったそうで、
もしこれが金門のものなら、大砲という軍事的なモチーフにも納得できます。
詳しい人がいれば詳細を聞いてみたいものです。

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金船化粧品部? シップ水白粉 - 2015.03.28 Sat



金船化粧品部のシップ水白粉です。

……えーと、実はコレについては何も分かっていません(泣!
かなりマイナーな化粧品会社が発売元だと思われます。
化粧品「部」ということは、他にも部があったのでしょうか?
文字は左から右へ流れているので、戦後の一時期のみの存在だったのかもしれません。
金船という単語を検索すると多くが競馬絡みの内容で、さっぱりチンプンカンプンです。
名古屋に金船という地名があるので、もしかして名古屋で作られたものかも?
よ〜かんさんのブログで紹介されていた化粧品のビンに似ていると思ったので、
今回取り上げてみます。



どうです?こうしてじっくり見ていると、そんな似てないような気もしてきました(笑)。
二本のラインが左右対称にあるという特徴は一致していますが、全体的な形が全然違います。
よ〜かんさんのビンは末広がりにどっしり構えていますが、これはストンとしているんですよね。

ラベルが全く化粧品っぽくなく、でもこの垢抜けなさがとても可愛くてお気に入りです。
肩が丸くてポッテリとした雰囲気とよく合っていますよね!



これ、ビンの質感がすごいんです!
ビンそのものが結構歪んでいるし、気泡もとっても多いんです。
引き延ばされたような形で残っている気泡も数多くあり、
酷い作られ方をしたんだなあ〜と、変な感心をしてしまいます。



そしてそして、私がこのビンで一番気に入っているのは、
銀化「っぽい」煌めきを拝むことができること!
色々な角度から見れば、写真のような虹色を全体に見ることができます。
もちろん、土中に長期間埋まることによってできる本物の銀化ではありません。
これは、細かな傷が沢山あることで光を乱反射しているのだと思います。
写真に写すのは難しいですね〜この写真で分かって頂けるでしょうか?

廣貫堂 神薬 - 2015.03.15 Sun



出ました!皆のアイドル!
廣貫堂の神薬です。

ガラスビンのコレクターにとっては、まさに「神」的な存在ですよね!
私自身は神薬とオイデルミンが崖から落ちそうになっていたら、迷わずオイデルミンを
助ける人間ですが(笑)、神薬は一本くらい欲しいなあ!と思っておりました。
そして手元には、いつの間に3本の神薬が……おかしいですねぇ。
今回は、その3本の中でも、特に状態の良いものを取り上げます。

説明書きはありませんが、ほぼ完品と言えると思います。
ラベルも箱も状態がよく、古い時代の平面デザインが好きな自分としては嬉しい限り♪
文字は左から右に流れているので戦前ではないでしょうが、ビン本体はそれなりに古そうです。
正面には「神薬」、背面には「廣貫堂」とエンボスが入っているものと思われます。
(ラベルを剥がす気はないので指先に感じる凹凸から推測)
戦後間もない頃のものでしょうか?



パッケージもとても状態が良いです。右はパッケージ背面の成分表です。
「アルコール0.184瓦、エーテル0.069瓦、クロロホルム1.610瓦、蕃椒丁幾(←○○チンキ?)、
薄荷脳、龍脳、砂糖水」ちなみに「瓦」はグラムの日本語訳だそうです。
お恥ずかしながら初めて知りました。
側面には用法・用量が記載されており、なんと二歳以下の幼児の使用量まであります。
当時は全年齢対象の薬だったんですね〜…クロロホルムが主成分なのになあ。
一気に飲んだりするのではなく、何滴かを水に溶かして飲むタイプのようです。
原液をそのままチロチロ舐めるという服用方法も聞いたことがあります。



ラベルの神薬の上に見える丸いマークは「ふくら雀」という廣貫堂のトレードマーク。
セロファンは破かれていて、首の部分に残っています。
中身も少し残っているのですが、漏れたものが箱の蓋部分にくっついてしまって、
開けるのに苦労しました。
薬液は黒に近い茶色で、粘り気があります。



漏れた薬液がコルクと首に付いてテカテカしてます(汗)。

廣貫堂は明治9年に富山県で創業した製薬会社で、現在も製薬会社の大手の一つです。
富山県といえば、配置薬で有名ですよね。
配置薬には約300年もの歴史があるらしく、廣貫堂もその歴史を支えてきたようです。
会社HPには詳しい歴史が載っています。興味のある方は覗いてみて下さい。
本社併設の資料館もあるようです。

神薬は、東洋医学が主だった明治時代に西洋医学の先駆けとして資生堂の一門
(現在の資生堂とは別の資生堂?)が売り出したのが始まりとされています。
神薬というネーミング、万能薬のような効能、甘味のある薬液で、戦前から戦中、
戦後にかけて一世を風靡したそうです。
あらゆる製薬企業が神薬を製造販売し、配置薬としても必須アイテムになります。
廣貫堂が神薬を作らない理由がありませんね。
しかし戦後しばらくして、神薬の主成分であったクロロホルムが劇薬に指定され、
その後は姿を消していきました。



神薬といえば、ブルーの輝きですよね!
光に透かすと色がよく分かります。
中の薬液を荒い流せば綺麗なのでしょうが、このままの姿で残しておこうと思います。

平尾賛平商店 レート水白粉 - 2015.03.02 Mon



真っ赤なラベルのデザインがイカしてます!
平尾賛平商店のレート水白粉です。



フランス語を使うのがお決まりのレート化粧料シリーズ、これも勿論使ってます!
日本語表記の上には、「BLANC DE LAIT」とあります。
直訳すると「白い乳」ですが、フランスではこの表現で水白粉だと伝わるものなのでしょうか?



白色・肌色・濃肌・オークルの四種のカラーがあったようです。
そういえば正面のラベルには「◀ 肌 色 ▶」というシールが貼ってありますね。

戦前の物であるのは間違いないと思いますが、詳しいことは分かりません。
一度期に種類の違う水白粉を複数販売していたのか、それとも何度かデザイン変更をしていたのか?
資料を見てみると、平尾賛平商店の水白粉には様々なデザインがあったようです。
その中でも一番よく見るのは、この真っ赤なラベルのデザインかもしれません。
ビンの形はそれほど個性的ではありませんが、全面に貼られたラベルの華やかさは目を引きます。
スクリューキャップもカットが施されていてモダンなデザインです。
当時の化粧品の陳列棚で、さぞかし目立ったことでしょう!



ビン底には控えめに「レート」のエンボスがあります。

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プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
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