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2015-02

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山発産業株式会社 るり羽 - 2015.02.28 Sat



このブログ初めての白髪染めのビンです!
パッケージが華やか〜
山発産業株式会社のるり羽です。



ポリエチレン瓶とは!?
未開封だったものを勇気を出して開封しました。



中身を出してみると、こんな感じ。
右下の物は折りたたみ式の紙コップ、その上にあるのは薬剤が梱包された袋です。
二種類の粉末状の薬剤と過酸化水素水を器にあけ、更に紙コップで二杯の水を加え、
よく練って出来た薬剤を髪に塗布することで髪を染められるみたいです。



これです!ポリエチレン瓶!
要するにポリエチレン製の容器ですね?ポリエチレン製の容器を「瓶」と呼ぶのは
ちょっと違和感がありますが、当時は普通だったのでしょうか?
過酸化水素水がちゃんと残っていますね。

本当に状態が良くて、まるで新品のようです!
箱の側面には中国語と韓国語の記述があるので戦前か戦中の物かな?と思っていたのですが、
中の説明書にはパオンの広告があったので、1956年以降の物だと思います。
パオンとは、山発産業株式会社が1956年に発売した、業界初の一剤式粉末白髪染め。
パオンが登場するまでは、二剤だったり三剤だったり、混ぜて使うものしかなかったんですね。
山発産業株式会社は、1888年に創業の老舗です。(会社HPでは1894年となっています)
創業当時はメリヤスの製造会社でしたが、1911年に白髪染め「るり羽」を発売しました。
メリヤスから白髪染めへ……何の接点もない業界だと思うのですが、一体何があったんでしょう!
「るり羽」はロングセラー商品となり、山発産業株式会社はヘアカラーメーカーとして戦後も
パオンなどヒット商品を生み出しています。
しかし2000年、ドイツのヘンケルグループが経営難に陥っていた山発産業を買収。
紆余曲折あって、現在はシュワルツコフヘンケル株式会社となっています。(噛みそう…)



で、これはもっと古いるり羽のビンです。
本当は別々に記事にしようかと思ったのですが、ポリエチレン製容器は少し味気ないので
一緒に紹介しちゃいますね〜(笑)
珍しい物では無いでしょうが、どちらかというと無色のビンのほうが見かける事が多いかも?
るり羽という名前ですから、なんとなくこの色が欲しかったんですよね〜
良い色です!



この口の二ヵ所の凹みは欠けだと思っていたのですが、実際はコルク栓を抑えている針金を
引っ掛けるための凹みだったようです。



やっぱりガラスは良いなあ〜

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美と知のミーム、資生堂 - 2015.02.14 Sat



久々に本の紹介です。
美と知のミーム、資生堂。

『ミーム:MEME』とは、文化の情報をもち、模倣を通じて人の脳から脳へ
伝達・増殖する仮想の遺伝子。
この本の冒頭で、そう説明されています。



左ページの写真は、1888年に発売された、福原衛生歯磨き石鹸。
すごく状態が良いな〜と思ったら、説明書きに「複製」とありました(笑)
当時は資生堂が複数存在していて、その中でも福原有信が創業した資生堂が、
現在の資生堂に繋がっています。



オイデルミン、美しい!
左ページの写真のビンは、左が旧デザイン、右が1997年に採用された新デザインです。
新デザインを手がけたのはセルジュ・ルタンス、中身もフランス製!



粉白粉や煉歯磨のパッケージデザイン。
この中で持っているのは、煉歯磨くらいかな〜
資生堂を集めることは、人気があるだけに難しいです。
時々この本を開いては目の保養にしています。

古いモノを集め始めると、その背景が知りたくなります。
知りたくなると、資料が欲しくなります。この本もそんな経緯から買い求めた物の一つ。
フルカラーで、ページ数は100を超えます!
創業から1998年まで、資生堂の歴史を彩ってきたデザイン資料が数多く収録されていて、
企業年表もあって、『ミーム』を受け継いできた、見守ってきた人々の文章も一見の価値あり。
1998年に催された展覧会の展示内容に沿って出版された、ビジュアルブックです。

「デザインはいつのまにか食べやすいように出ッ張は削づられ凹を埋めてすべすべになりました。
持ちやすくなって人は通りすぎて思い出しません。」

2011年まで資生堂PR誌「花椿」のアートディレクターだった中條正義氏のコメントの一部です。
昔のデザインに惹かれるのは、食べにくくて出ッ張で凸凹で、持ちにくいからかもしれません。
だから、どうにも引っ掛かって、躓いて、素通りできないのです。
素通りできなくて、欲しくなっちゃって、知りたくなっちゃって、散財しちゃう!
うーん、困ったものです!

ちなみに印象的なカバーデザインの元ネタはこれ。



この本で不満なのは、この元ネタになっている広告が載っていないことです。
他の資料でたまたま見つけました。
1925年の広告だそうです。

桃谷順天館 白色美顔水 - 2015.02.11 Wed



前回取り上げた美顔ユーマーと似たデザインです!
流通量がそこそこ多い、コレクターには割とポピュラーなビンではないでしょうか?
桃谷順天館の白色美顔水です。





ラベルは欠けもあって、状態はそれほど良くないですが、雰囲気はとっても良いです!
両脇から伸びているのはスズランかな?
紙そのものが劣化して渋い色をしているのと、和装美人の日本的な顔立ちもあって、
美顔ユーマーと比べると、より和風な印象です。
桃谷順天館から1914年に発売されたもので、水白粉だと思われます。
同時期に肌色美顔水なる物も製造販売されていたようで、同じ形のビン?に違うデザインの
ラベルが貼られています。色付きの水白粉が入っていたのでしょうか?
ボトルソウドウさんのブログに当時の広告が掲載されています)
白色美顔水は結構よく見るんですけど、肌色美顔水は実物を見た事がないので気になります!





肩の部分がオシャレですね〜!
底は真っ平らで、桃とトンボのエンボスはありません。
全体的に気泡が少ないビンですが、底の左上に大きい気泡があります。

月の友化粧園? ミトセ海綿白粉 - 2015.02.08 Sun



婦人とワンちゃんのイラストが良い感じ!
ミトセ海綿白粉です。





日本の物では、あまり見ない形です!
ビンそのものは真上から見るとほぼ真四角ですが、蓋は金属製のスクリューキャップで
形は円形をしています。蓋のイラストは可愛らしいですね♪
西洋のデザインを意識しているのでしょうが、いまいち垢抜けない日本顔の婦人と、
その婦人にどことなく似ているワンちゃんが良い味です。
「SPONGE・MITOSE・BEAUTIFIER」「ミトセ海綿白粉」とあります。
海綿白粉とは、スポンジ状の海綿を使って固形白粉を肌に付けるタイプの白粉のことです。
蓋が開かないので確認できませんが、円形の海綿がセットで中に入っていたのではと思います。







ビンの側面には英語で説明書きがあります。
よくよく読んでみると、「Manufactured by TSUKINOTOMO KESHOEN」とあるのですが、
写真がちょっとぼやているので見えにくいかもしれません。
これは、前回の記事でも取り上げた「月の友化粧園」であることは、ほぼ間違いなさそうです。

このミトセ海綿白粉については他にほとんど情報がありませんが、
「どこまでも空・昭和新聞広告部」というブログにミトセ海綿白粉の広告が掲載されています。
リンクを貼らせて頂いたので、是非ご覧になってみてください。
この広告では、製造販売元は池田化學研究所となっています。
しかし、私の持っているビンには、池田化學研究所の記述はどこにも見当たりません!
こんなにそっくりな商品が異なる会社から発売されていたとは思えませんし、
月の友化粧園は、もともと池田化學研究所という名称だったのかもしれませんね。
それにしても、「一分間スピード化粧料」とは少し言い過ぎな気がします(笑)

すずらん香水あれこれ - 2015.02.04 Wed



すずらん香水大集合!
ラベンダーが人気になるまでは北海道のお土産の定番だったらしい、すずらん香水です。
色々なボトルタイプがあって、集めるのが面白い!



今のところ手元にあるのは13種類です。
まだまだ色々なタイプがあります。
不吉な数字なので、できればもう一種類、手に入れたい(笑)
王冠の形の物が、すずらん香水では一番メジャーなボトルタイプです。

ところで、このすずらん香水、名称と容器の面白さは共通しているのですが、
製造元が二回変わっています。
調べてみたところ、初代すずらん香水製造元は月美人化粧料株式会社、
次に製造を引き継いだのが有限会社月の友、更にその次に製造を引き継いだのは
東粧化学株式会社です。
月の友と聞いて思い出すのは、過去の記事で取り上げた「月の友五百番香水」ですね!
ぼくの近代建築コレクション」という素敵なブログで月の友の社屋と思われる写真が
掲載されています。看板建築に時代を感じます!
残念ながら、現在はコインパーキングになっているそうです。
住所が同じなので、有限会社月の友は、月の友化粧園の後身の会社でしょうね。
すずらん香水を作った会社は、どれも東京都内にありました。
北海道のお土産が東京で作られていたというのは、どうも腑に落ちないところですが、
中に入っている一枝のすずらんは正真正銘、北海道産だったそうです。

すずらん香水が売られていたのは、大体1970年代から1990年代初頭頃まででしょうか。
その後は、ラベンダー香水がお土産屋さんに並ぶようになったようです。
東京のジョイオリジナルという会社が製造販売していて、王冠型の香水ボトルの
デザインは引き継がれています。

いくつかお気に入りをピックアップします!



左はこけし、右はアイヌ民族がモチーフになっています。
香水とこけしが、合体するとは……こういうセンス大好き!
でも、北海道、関係なくない?



左はクマさん、右はアイヌ民族がモチーフ。
クマさんのおとぼけ顔が可愛いですね!
ぶら下がっているタグの裏側には、「幸福を増すマスコット」と書いてあります。
これはまさか、ダジャレなのかしら!?
左の香水ビンも、顔がシュールすぎます。
スクリューキャップに顔シールが貼られているだけという、超チープな作り!
夜中に見るとちょっと怖いです(笑)

すずらん香水が無くなって随分経つと思いますが、ネット上では廃盤を惜しむ声が
チラホラ見受けられます。
記憶と香りは直結すると言いますし、沢山の人がこの香りとこのビンに、それぞれの
大切な思い出を寄せていたのでしょうね。
それを思うと、このビン達がますます愛おしく感じます。

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プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
インスタグラム始めました。
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