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2014-12

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大阪オゾン研究社 オゾンパイプ - 2014.12.23 Tue



このブログ初の薬です!
傷みはありますが、薬とは思えぬイカしたパッケージデザインですね〜
外箱の上部には、「保健界ノ権威」「空気浄化」「喫煙代用」とあります。
「保健界ノ権威」とは、またまた大きく出たものですね!
大阪オゾン研究社のオゾンパイプです。



箱はスライド式になっていて、開けてみるとこんな感じ!
右の丸まっている紙は説明書です。
説明書を見る限りでは、スポイトが無いだけで、他は全て揃っているようです。



右のガラス管に入っているのは粉末香味、左はオゾンを吸引する為のパイプです。
粉末香味はオゾンの味気無さを解消する為に使われたのでしょうね!
香りを確かめてみたいけれど、蓋を開ける勇気がありません……



で、これが肝心のオゾン水の入っているビンです!
金属のスクリューキャップの付いたビン(高さ約5cm)に、黄色い液体が僅かに残っています。
小さいながらも、「オゾン液」「大阪オゾン研究社」のエンボスはしっかりありますね。
これも、蓋を開ける勇気はありません(笑)
ところで、こんなチープな作りの容器にオゾンを保存することは可能なのでしょうか?

ちょいと調べてみたところ、オゾンを水に溶解することは比較的容易なことですが、
時間の経過と共に自然に酸素に分解されるため、密閉した容器に入れても数時間後には
普通の水に戻ってしまうそうです。
ってことは、出荷して店に並び、客の手に渡って使われる頃にはただの水だったんじゃ?
これは明らかに詐欺ですな!

現代でもオゾンは活用されていますが、水や医療器具などの浄化・殺菌目的の使用が主で、
吸引のために使用することは推奨されていないようです。
強力な酸化作用を持つ気体ですから、濃度や吸引時間を間違えれば最悪の場合死に至るわけで、
それを直接吸引するというのは、あまり現実的ではないですよね。
ただ、オゾンパイプに使われたオゾン水は、使う頃には普通の水だった可能性が極めて高く
(最初から普通の水だった可能性もある)、そんな心配をする必要はなかったでしょう。
販売元も、それを分かった上で販売していたのでは?

ちなみに、手元の資料を調べてみると、これが発売されたのは大体1930年頃だと思われます。
同時期に類似品が幾つか出回っていたようで、どれが元祖なのかは分かりません。
結核が不治の病だった時代ですから、藁にもすがる思いで使った人もあったかもしれませんね。

説明書の中身もチラッとお見せしましょう!







ふむふむ。
これを読むと使い方がよく分かります。



商品にはランクがあったようです。
このパイプは外箱に第1号の表記がありましたから、一番安い物のようですね!残念!
一番高級な物は、なんと象牙製だったようです。



薬剤師の石田豊三さんがお墨付きを与えています。
実在した人物なのかどうかすら疑わしいものですが、こうした証明書があると、
ついつい信じたくなっちゃうのが消費者心理というものです(笑)
この健康器具で、実際に効果を実感できた人はどれだけいたのでしょうか?
プラセボ効果というものもありますし、案外役に立ったかもしれませんね。

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白美液本舗 白美液 - 2014.12.07 Sun





深い緑色のビンに、黒い樹脂製のスクリューキャップ。
白美液本舗の白美液です。

単色のラベルには大きく「白美液」とあり、その下には
「世界各國専売特許 高級美容化粧料」とあります。
珍しいことに、発売元の記述は、どこにもありません。
このビンのフォルムを見て思い出すのは、ゲランのミツコ。
過去記事でも取り上げていますが、これはとても特徴的な形で、
他にあまり見かけることがありません。
肩章を付けた軍服のフォルムをモチーフにしていると言われています。
この肩の膨らみがあるだけで、優雅に見えるから不思議です!





ビンの側面と底面にはしっかりとしたエンボス。

この白美液、ネットで検索してみると取り上げているコレクター様がポツポツいらっしゃるので、
そこまで珍しいものではなさそうです。
ただ、詳しい背景に言及したものはなくて、はてな?と思っていましたので、
ちょっとだけ調べてみました。

白美液は、1931年に東京築地に本社を置く白美液本舗から発売されたようです。
白美液本舗について詳しいことは分かりませんが、当時の広告やポスターを見る限りでは、
白美液だけではなく、白美水白粉や白美固煉白粉など、「白美シリーズ」化粧品を
製造販売していたと思われます。
広告の説明によれば、「深海に産する或る植物から発明した」とのことですが、そもそも、
光の届かない深海に植物は存在しないのでは!?
あとに続く「ヨードペクチンの作用で皮膚の荒れを防ぎ真から色を白く美しくします」
という説明を見る限り、深海どーのこーのではなくて、普通にワカメなどの海藻を
原料にしていたのだろうな〜と思います。



そういえば、ビン背面のラベルに書かれたイラストが、どことなく海藻っぽいですよ!
海藻を意識してデザインされたのかもしれませんね。

広告で見たことのある白美液は、乳白色のビンに華やかなラベルが貼られています。
その広告の日付は昭和6年とあり、発売年と同年ですので、発売当初のデザインでしょう。
この緑のビンは、形こそ変わらないものの当初のビンに比べてかなり印象が違います。
戦時の物資不足がデザイン変更の要因かなと思いますが、真相はいかがなものなのでしょう?



スクリューキャップは固く閉まっていて、開けることができません。
中にはまだ少し化粧水が残っていて、ところどころ黒ずんでいます。
洗ったらもっとキレイになるのでしょうが、なかなか難しそうです。

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プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
インスタグラム始めました。
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