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2014-11

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ニナリッチ レールデュタン - 2014.11.30 Sun

nina-LAir du Temps1

流線型のカットが美しい〜!
これは、有名すぎるくらい有名な香水ですね。
ニナリッチのレールデュタン。

私のビン遍歴を箇条書きにすると、
現代の香水ビン収集→西洋のフラコン香水ビン収集→日本の古い香水ビン収集→
日本・西洋の古い化粧品全般の収集→古くて素敵な物なら何でも収集(←今ここ!)
となるのですが、現代の香水の収集から、スプレーの付いていない香水ビン「フラコン」の
収集に興味が移っていくきっかけになったのが、このレールデュタンです。

なんてったって、安い!可哀想になるくらい安い!
オークションの価格破壊ぶりは凄まじくて、普通に買うより0が一個少なかったりするわけで、
フラコンビギナーには手を出しやすかったのです。(ちゃちな理由でゴメンナサイ)
安い理由は、流通量が他に比べて多いから。要するに希少性が低いわけですね。
まだ日本が好景気だった頃は海外旅行のお土産の定番で、大変な人気を博したようです。
沢山のビンが、その流行に乗って日本へやってきたのでしょう。
実際、お土産で頂いたというお話はよく聞きます。
このビンも、日本へやってきた経緯は大体そんな感じだろうと思います。
香りは、いわゆる「お母さんの香り」。
奥ゆかしさを感じさせる花と白粉の香りは、日本人の感性に合っていたのでしょうね!

nina-LAir du Temps2

ニナリッチがレールデュタンを発売したのは1948年のこと。
戦後の平和への願いを込めた、メッセージ性の高い香水です。
磨りガラスで形作られた白鳩は、世界共通と言える平和の象徴ですね。
フランスのガラス工芸で有名なラリック社の作品としては一番知られた存在なのでは?と思います。
有名なのは鳩が二羽のものですが、鳩が一羽のものもあり、写真のものは一羽バージョンです。
二羽のものも持っていたと思うのですが、探しても見つからず……残念;
しかし、二羽のものは鳩の顔が合体してしまっていて、個人的にはあまり好きではないんです。
美しさは二羽に劣るかもしれませんが、一羽のほうが可愛い!と思う!

nina-LAir du Temps3

底には「NINA RICCI FRANCE/ BOTTLE MADE BY LALIQUE」とエッチングされています。

nina-LAir du Temps4

ロングセラー商品にはいくつものバージョンのボトルデザインが存在するものですが、
レールデュタンにも沢山のデザインパターンがあります。
写真のビンは、その一例ですが、鳩がカラフルになっちゃってるバージョンのミニボトルです。
ピンクはまだ可愛いかなと思えるんですけど、緑と青が……う〜ん………
鳩が原型を留めているのはまだマシなほうで、かなり大胆な改変を施したデザインもあります。

そういえば、レールデュタンが2014年11月14日から日本で再販されるというニュースを
先日偶然目にしまして、え?いつから販売してなかったの?と目が点になりました。
ボトルの画像を見る限りでは、ただ再販するだけではなく、ボトルデザインも
リニューアルされていて、鳩は擦りガラス風ではなく、クリアガラス風になっています。
ロングセラーの香水は、時代に合わせて調香を変えていくものが多いですが、
今回のリニューアルでは調香に改変を加えているのかどうか?
気になります〜

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丸善株式会社? オシドリインキ - 2014.11.22 Sat



今回は、なんと化粧品のビンではありません!
このブログを書く上で、「戦前戦中戦後の女性用品のビンもしくはブリキ缶」という
縛りを何となく意識していたのですが、最近は興味の幅が広がる一方でして、
素敵だな〜と思うものに関しては気にせず書くことにしました。
と、長い前置きになってしまいましたが、そういうワケで、今回はインクビンです!

このビンは、先日お邪魔した、あんてぃかーゆさんで偶然手に取ったもの。
「洗ったらもっと素敵になると思います!」というマダム恵子さんの一声もあって、
じゃあ素敵にしちゃうぞ!と、意気揚々お持ち帰りしました。
インクビンを洗うのはこれが初めてだったのですが、黒ずんだ粉末が、入れた水に溶けて
鮮やかな赤色になったのにはびっくりしました。てっきり普通の黒インクだと思ってました。
長い年月を経ても、インクって生きてるんですね。
捨ててしまうことが申し訳なくなるくらい、鮮やかな色でした。
洗う前の姿は、あんてぃかーゆさんのブログで見る事ができます。





このビンの形、素敵ですよね〜!
五角形のカットがとってもキレイです♪ まるで化粧品のビンみたい。
よくあるインクビンの形とはちょっと違う気がします。
ラベルには「”OSHIDORI" INK(オシドリインキ)」とありますが、「オシドリ」って……
オシドリとかオシドリ夫婦とかの「オシドリ」ですか!?
微妙にイケてないネーミングですが、このイケてない感が逆に愛おしいですね。
このインクで夫、妻への恋文を書けば円満な夫婦関係が築けるかもしれません(笑)



インクビンはあまり詳しくないのですが、この「M」のマークは見た事があります。
確か、丸善インキが似たようなロゴマークだったはずです。
でも、「M」の形が丸善のそれと比べると太いし、丸善のものでこんなデザインをしたビンは
見た事が無いので、本当にそうなのか?確信が持てません。
もしかして丸善のパチもんなのではないでしょうか?
丸善なら、底に「M」のエンボスがあったと思いますが、底面はエンボスもなくツルツルです。
戦前の物であることはほぼ間違いないと思うのですが、それ以上のことはさっぱり分かりません。
御存知の方、いらっしゃるでしょうか?

KBK商会 ヘリオトロープ香水 - 2014.11.16 Sun



ブルーの本体に赤いベークライト製のスクリューキャップが映えます!
KBK商会のヘリオトロープ香水(正式名称かどうかは?)です。
サイズは手の平にスッポリ収まる携帯サイズ。

1887年に紡績会社として創立した鐘ヶ淵紡績が、1954年に化粧品業界に進出する為に
設立したのがKBK商会で後にカネボウとして本格的な化粧品事業に乗り出す事になります。
KBK商会の物としては、クリームビンは見た事があったのですが香水ビンはこれが初めて!



ラベルにはしっかりと「KBK」の文字。
その下の傷んでしまっている部分には「PERFUME」、更にその下には「Kanebo TOKYO」
という文字が、かろうじて判読できます。
ビンの後ろにはヘリオトロープの記述がありますので、ヘリオトロープの甘い白粉の香りが
このビンには閉じ込められていたのでしょうね。





左側面には「TOKYO」、右側面には「KBK」のエンボスがあります。
写真にはうまく撮れなかったのですが、蓋の頭にはダイヤ、スペード、ハート、クラブ
のエンボスが入っています。トランプをイメージしているのかな?



……ところで、このビン、何かに似ていると思いませんか?
ちょっと並べてみましょう。



お分かり頂けるでしょうか?
左はブルジョワのソワール・ド・パリ、右はKBK商会のヘリオトロープ香水です。
ビンのカット数、キャップのカット数、頭からお尻までの全長サイズ、底面の直径、
タッセルの配色……KBK商会のほうが作りの甘さを感じますが、特徴はほぼ一致しています。
これは偶然の一致なのか、はたまたKBK商会がソワール・ド・パリを「参考」にしたのか?
あのアダチヨシオさん著の「ワスレコモノ」の68ページでは、KBK商会のクリームビンと
ロジェ・ガレのクリームビンの相似性が取り上げられています。
お持ちの方は、是非見てみてくださいね。

平尾賛平商店 レートクレーム - 2014.11.12 Wed



これはもう、ビン好きの方々に説明は不要ですよね?
平尾賛平商店のレートクレーム。
ネット検索すると製造終了している古い化粧品の中では一番なのでは?
と思うくらいのヒット数です。
ネット上でもとことん語り尽くされた感のあるレートクレームですが、
意外と完品の情報が少ないので、敢えて取り上げます!
豆ビン(ビン底直径3cm×高さ2.5cm)、中ビン(5cm×5cm)、大ビン(8cm×6cm)
の三つを持っているので、なんとなく重ねてみました。
左に立っているのは私……ではなく、メンフクロウのメン子さんです。
大ビンのどっしり感と豆ビンの豆感が伝わるように置いてみたのですが、いまいちですね。
メン子さんは大体ライターくらいのサイズです。





二枚目の画像は大ビンのラベル、三枚目の画像は上から豆ビン、中ビンのラベルです。
豆ビン中ビンはラベルが二枚ですが、大ビンだけは、四枚のラベルが貼ってあります。
最初、単純に大きいから四枚ラベルがあるのかな?と思ったのですが、
四枚タイプは二枚タイプにデザイン変更される前の、古いもののようです。
(nanairo-9様のぬくもり小壜の博物館という素敵なブログで教えて頂きました。
ありがとうございました。)
豆ビン中ビンより渋めのデザインで、星のようなモチーフがあります。夜のイメージかな?
戦前の時代のビンには外国語の併記が多く見られますが、その多くは英語です。
レート化粧料のシリーズは、フランス語なんですよね〜
wikiによると、日本で初めて化粧品にフランス語を使ったのはこのレート化粧料の
シリーズなんだそうで、「レート」はフランス語で「乳」を意味するとか。
牛乳の有効成分を応用した化粧品だったために、このようなネーミングになったそうです。



蓋も比べてみましょう。
ラベルだけを見ると豆ビン中ビンに共通性が見られますが、丸みのないビンの形と
蓋のデザインだけで見ると、豆ビンと大ビンにも共通性が見られます。
ビンに丸みのある中ビンは、蓋にも丸みがあってデザインがシンプルです。









こちらは、中瓶が入っていた箱。
底以外の五面に商品名がでかでかと印刷されていて、流石に少しシツコイ気がしますが(笑)
優雅で堂々としたデザインはとても素敵です。
中蓋には、レートメリーとレート水白粉の広告があります。
レートメリーは今もよく目にしますし、持ってもいるのですが、この広告の水白粉のビンは、
なかなか見かけないんですよね~欲しいなぁ~
箱の底と上蓋は、平尾賛平商店のトレードマーク、三羽のオウムが印刷されたシールで
封印がなされています。どうして三羽のオウムなのか、由来は失念してしまいました(汗)
この時代にはセロハンテープというものが一般に普及していませんから、
シールひとつとってみてもオリジナリティがあるのですよね。
(セロハンテープの発明は1930年で、日本では軍用機の塗装の際にマスキングテープとして
使われていました。本格的にセロハンテープが普及したのは戦後になってからです。)

平尾賛平商店は1954年に倒産してしまいましたが、製品パッケージは時代を越えて私達を
楽しませてくれていますね!

株式会社紅久商店? 紅久油 - 2014.11.01 Sat



手元には正体不明のビンが多くありますが、これもその一つです。
ラベル付きですし、手がかりは多いように思いますが、ドンピシャで「これだ!」と
確信を持って言える情報には未だに出会えたことがありません。
なので、タイトルは「株式会社紅久商店?」です。
この株式会社紅久商店は、現在は金属のスクラップ等のリサイクル業を営んでいますが、
江戸時代には、紅花化粧品の御用商人をしていたという面白い歴史があります。
「紅久」という名前を使い出したのは、金属リサイクル業を創業した明治35年のことで、
それまでは「紅屋久兵衛」を名乗っていたとの事。
このビンと関係があるのかどうか?う〜ん、気になります。
他にめぼしい情報もありませんし、問い合わせてみても良いかもしれませんね〜



ラベルのデザインは、華やかで美しいです。
商品名を取り囲むように椿の花が咲き、右上には水引きが描かれています。
モチーフはどれも日本的で、なんだか、おめでたい雰囲気ですね!
この水引き、何を包んでいるのでしょう?
お宮参り用の扇子を包んでいる?……のかな?
こういうのには疎いので、ネットでかじった知識しかありません。

首にまかれているシールには「BENIKIUSE…(以下判読不明)…」と書かれていて、
西洋文化が浸透し始めている時代、もしくは地域のものであることがわかります。
ビンそのものは、エンボスも泡もなくツヤツヤしていて美しいです。
以前ブログで取り上げた桃谷順天館さんの美顔水のビンの形によく似ています。
蓋はというと、画像で見て頂いても分かる通り、多分このビンの蓋ではありません。
全然しっくりこなくて、栓の部分が半分ぐらい浮いてます(笑)
この状態で手に入れた物ですから、ずっとそのままにしてあるのですが、実際には
コルク栓がはまっていたのではないかと思っています。

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プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
インスタグラム始めました。
ID:KURONEKO0118

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