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レーム化粧料本舗 レーム煉白粉 - 2015.06.12 Fri



レートじゃないよ!レームだよ!パート2!

レーム化粧料本舗の水白粉を先日は取り上げましたが、今回は煉白粉です!
水白粉に負けず劣らずハデハデなデザインですね。
これもそれなりの量が流通しているようで、ネット上でチラホラ見掛けます。



ぽってりした容器です。



ラベルには『REIMU KESHORYO KAISHA』とあります。
……むむむ?レーム化粧料「本舗」なんじゃないの?「会社」なの?
そこらへんはどうやら適当なようです。
レーム水白粉に使われたモチーフは百合でしたが、こちらは蘭ですね。



背面はこんな感じです。
ラベルには消え入りそうな文字で宣伝文句が書かれています。
レーム水白粉の説明書とほぼ似たような内容です。



このレーム煉白粉、デザインがかなり独特なのですが、特に面白いのが、この蓋。
エンボスがなかなか素敵ですね!銅製でしょうか?不思議な質感です。
ほぼ全体が黒くなっていますが、ところどころピカピカに輝いてます。
発売当時は全体がピカピカだったのかしら。
容器が楕円形なので、蓋はただ被せるだけの構造です。
重みや状態の良さから見て、未使用なのではと思います。
中がどうなっているのか気になるけれど、怖くて蓋が開けられません(笑)





紙箱はなぜか、雪の結晶が描かれています。
雪のように白くなるとか、そういう意味でしょうか。
絵柄が正面からズレてしまっています。
厚紙で基礎を作っていて、絵柄がプリントされた紙を巻き付けているみたいです。
全て手作業でしょうから、巻き付ける時にちょっとズレちゃったんでしょうね。

ところで!
レーム水白粉の記事をアップしたところ、
レーム(霊夢)について、大変興味深い情報を提供して下さった方がいました。
こういうことがあると、ブログをやっていて良かった!と心の底から思います。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。

皆様は「平尾賛平商店五十年史」というものがあることをご存知でしょうか?
1929年、二代目平尾賛平の時代に出版された社史です。
なんと、その本に、「レーム(霊夢)」についての記述があったのです!
問題の一文は、登録商標に関する他社との抗争についてまとめたページにありました。
内容を以下に抜粋します。

『神戸市筒井町、神戸合金工業株式会社に於いて大正十一年六月「レーム」「霊夢」を出願せり。
 依って異議申立の結果、相手方抗争を中止せり。』

「レーム」が「レート」に似ていた為に、平尾賛平商店が商標の登録に異議を申し立て、
神戸合金工業株式会社が出願を取り下げた……という解釈で大丈夫でしょうか?(←不安)
所在地が筒井町であること、そして「レーム(霊夢)」という言葉が出てくる点で、
神戸合金工業株式会社とレーム化粧料本舗は同一の組織であると考えて良さそうです。
手元にあるレームの箱や瓶をよく見てみましたが「登録商標」の記述はどこにも見られません。
(この時代は登録された商標について、「登録商標」と明記する商品が沢山ありました)

合金産業から化粧品業への鞍替えの為に、まずレーム化粧料を考案し、
商標の登録を出願したもののレートの訴えにより断念、しかしその後に社名変更して、
商品の製造・販売に踏み切ったと考えても良さそうです。
商標の登録ができなくても、製造・販売自体が差し止められることはなかったと思うので、
ダメ元で申請した可能性もありますね。
大正11年といえば、レートがまさに一世を風靡している時代ですから、
何のお咎めも無しとはレームも思っていなかったでしょう。

「レームって、レートを真似たんじゃないの?」

と、なんとなく、なんとな〜く思ってはいたけれど、まさか両者が実際に直接対決
していたとは……思いもよりませんでした。
なんて面白い事実なのでしょうか!
この話をおかずにして白いご飯三杯はイケる気がします。
変態でごめんなさい!

レーム、より一層気になる存在になりました。

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レーム化粧料本舗 レーム水白粉 - 2015.05.24 Sun



レートじゃないよ!レームだよ!
箱も瓶もとっても華やかです。
レーム水白粉です。

これ、オークションでよく見掛けますね。
そのほとんどが状態の良いものなので、どこかで大量のデッドストックが
発見されたのかな〜と思ったり。
私もこれはオークションで手に入れました。



このパッケージのメインのモチーフは百合ですね!
使えば美しくなれそうな、ロマンチックなデザインです。
「おしろい」が変体仮名で「おし路以」となっているところに時代を感じます。



箱正面と側面です。
「レーム白粉は全くの純無鉛にして普通白粉の如く單純なる製法とは
 事違ひ實に多数の藥物を配合し以て有鉛白粉より以上の効驗あるが故……」
と、戦前の日本らしい自信に満ちた説明文がひたすら続きます。
「實に多数の藥物」の詳細を、是非教えて頂きたい(笑)

箱も瓶も状態が良いです。
瓶に関しては未開封のようで、コルク栓はセロハンで包まれたまま、
中には沈殿した白粉の成分と分離した水分とが残っています。
振って混ぜたら今でも使えるのでは!?なんて思ったりしますが、
それはやめておきましょう(笑)

ところで、このレーム化粧料、水白粉だけでなく化粧水や煉白粉が発見されています。
(それらも手元にあるので、後日紹介します)
そのどれもが状態が良く、製造販売元や所在地まで分かっているのに、
それ以外の詳細は全く分かりません。
パッケージの華やかさから見ても、二次大戦で物資不足になる前の
平和な日本で作られたのだろうと思います。
箱の側面にははっきりと「神戸市筒井町」の文字。
調べてみると、神戸市の筒井町が成立したのは1906年のことだそうですから、
レーム化粧料が世に出たのはそれ以降のことでしょう。
平尾賛平商店のレート化粧料を真似たのでは?と邪推すると、レートが有名になるのは
1918年以降になりますから、それ以降のものと考えることもできます。



そういえば、箱の中には説明書もありました。
何が書いてあるんですかね〜ワクワク。



コレは……!!
驚きのあまり画像に加工を施してしまいました(笑)まさかの商品名の由来です。
「レーム」とは「霊夢(れいむ)」だったのです!
「レーム化粧料は霊夢によりて或種の配合資料を得……」って、
アーティストがよく言う「曲は作るんじゃないんです。天から降りてくるんです」
みたいなことでしょうか!?天啓みたいな!?
これまで色々な商品説明を読んでいるけれども、こんなオカルチックな
アプローチから始まるものは初めて読みました。
もう何も言う事はありません。黙って買いましょう。

それから、「藥学士 山下豊三 先生」の記述について。
どこかでこの名前見たな…と思って過去記事をあさってみたら、ありました!
オゾンパイプの記事です。
こちらは「石田豊三」さんでした。
薬学関係者には「豊三」が多かったのでしょうか(笑)?

レーム化粧料、おそるべし。

中山太陽堂 クラブ白粉 - 2015.04.12 Sun



丸いつまみのある蓋と、双子美人が美しい!
コレクターの方々にはお馴染みの、中山太陽堂のクラブ白粉です。
会社HPによると、この商品の誕生は1910年とのこと。
発売当初はこれとはまた違ったデザインのビンだったようです。
いつからこのデザインの物が採用になったのでしょうね?

2個持っているので、比べてみました。



微妙に形が違うの、分かります?



クラブは物によって、双子美人の顔つきが違うんですよね!
左のほうはアッサリ平面的で日本画風な表現ですが、
右は写実的で、双子美人の目線がちょっと怖いですね(笑)
印刷の版ズレが目立ちます。ラベルの状態が悪いのも残念なところ。



底には二十丸?のエンボスが入っています。
右には「登録意匠」のラベルあり。



クラブ白粉のビンといえば、やっぱりこの蓋ですよね〜♪
気泡、入ってます!



左のビンの蓋は少しくすんだ色をしていて、気泡も多いです。
ラベルの双子美人のイラストや、ガラスの質などを比べてみると、
左の物のほうが古いのではないかと思っています。

金船化粧品部? シップ水白粉 - 2015.03.28 Sat



金船化粧品部のシップ水白粉です。

……えーと、実はコレについては何も分かっていません(泣!
かなりマイナーな化粧品会社が発売元だと思われます。
化粧品「部」ということは、他にも部があったのでしょうか?
文字は左から右へ流れているので、戦後の一時期のみの存在だったのかもしれません。
金船という単語を検索すると多くが競馬絡みの内容で、さっぱりチンプンカンプンです。
名古屋に金船という地名があるので、もしかして名古屋で作られたものかも?
よ〜かんさんのブログで紹介されていた化粧品のビンに似ていると思ったので、
今回取り上げてみます。



どうです?こうしてじっくり見ていると、そんな似てないような気もしてきました(笑)。
二本のラインが左右対称にあるという特徴は一致していますが、全体的な形が全然違います。
よ〜かんさんのビンは末広がりにどっしり構えていますが、これはストンとしているんですよね。

ラベルが全く化粧品っぽくなく、でもこの垢抜けなさがとても可愛くてお気に入りです。
肩が丸くてポッテリとした雰囲気とよく合っていますよね!



これ、ビンの質感がすごいんです!
ビンそのものが結構歪んでいるし、気泡もとっても多いんです。
引き延ばされたような形で残っている気泡も数多くあり、
酷い作られ方をしたんだなあ〜と、変な感心をしてしまいます。



そしてそして、私がこのビンで一番気に入っているのは、
銀化「っぽい」煌めきを拝むことができること!
色々な角度から見れば、写真のような虹色を全体に見ることができます。
もちろん、土中に長期間埋まることによってできる本物の銀化ではありません。
これは、細かな傷が沢山あることで光を乱反射しているのだと思います。
写真に写すのは難しいですね〜この写真で分かって頂けるでしょうか?

平尾賛平商店 レート水白粉 - 2015.03.02 Mon



真っ赤なラベルのデザインがイカしてます!
平尾賛平商店のレート水白粉です。



フランス語を使うのがお決まりのレート化粧料シリーズ、これも勿論使ってます!
日本語表記の上には、「BLANC DE LAIT」とあります。
直訳すると「白い乳」ですが、フランスではこの表現で水白粉だと伝わるものなのでしょうか?



白色・肌色・濃肌・オークルの四種のカラーがあったようです。
そういえば正面のラベルには「◀ 肌 色 ▶」というシールが貼ってありますね。

戦前の物であるのは間違いないと思いますが、詳しいことは分かりません。
一度期に種類の違う水白粉を複数販売していたのか、それとも何度かデザイン変更をしていたのか?
資料を見てみると、平尾賛平商店の水白粉には様々なデザインがあったようです。
その中でも一番よく見るのは、この真っ赤なラベルのデザインかもしれません。
ビンの形はそれほど個性的ではありませんが、全面に貼られたラベルの華やかさは目を引きます。
スクリューキャップもカットが施されていてモダンなデザインです。
当時の化粧品の陳列棚で、さぞかし目立ったことでしょう!



ビン底には控えめに「レート」のエンボスがあります。

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プロフィール

黒猫チャック

Author:黒猫チャック
香水瓶収集からはじまり、日本の化粧品デザインに辿り着きました。特にビンが大好き!ラベルが残ってたら最高です。
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